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2021年9月

福岡県地方自治研究所2021年度第3回定例研究会のご案内

テーマ:「自伐型林業の可能性~中山間地域再生の最後の切り札」

「中山間地再生の最後の切り札」ともいわれる「自伐型林業」。
「自伐型林業」とは、細い作業道を張り巡らせて、災害に強い山の環境を創り出しつ
つ、長期にわたる多間伐施業を通じて、木の価値を高めながら持続的に収益を上げる
というもの。
従前の林業とは全く方向性が異なるが、今、その広がりが各地の移住・定住の動きに
もつながっており、自伐型林業と他の副業を組み合わせながら楽しく生活する人たち
が全国各地で増えている。
人口減少や地域づくりの担い手不足に悩む中山間地の人々や自治体関係者にとって
は、看過しえない動きである。
また、各地で毎年のように大規模災害が生じている中、自伐型林業は、災害防止とい
う観点からも大いに注目されている。
今回の定例研究会では、自伐型林業研究の第一人者である佐藤宣子教授に講演いただ
いた上で、実際に自伐型林業に取り組んでおられるお二人の方からその実態をお聞き
し、議論を深めていく。
中山間地に見えてきた「かすかな光明」を確かなものにするとともに、災害防止の観
点での自伐型林業の意義を確認する場にもしていきたい。

 

1.日      2021年9月25日(土)13:3017:00終了予定(1300~接続開始)

2.開催形態  ZOOMミーティングによるオンライン開催

3.内  容
  講演
    講師:九州大学大学院農学研究院 佐藤宣子教授

  報告
    八女ファミリー林業研究会
    糸島市林業研究クラブ

  パネルディスカッション
    司会:福岡地方自治研究所  嶋田 暁文副所長(九州大学法学部教授)

4.申し込み

  下記アドレスに、氏名 連絡先(電話番号)を記載したメールを送信してください。

     (9月24日までに申し込みください。)

  n-wakamatsu@jichiro-fukuoka.gr.jp


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