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2018年度福岡県地方自治研究集会in飯塚について

2018年度福岡県地方自治研究集会in飯塚 

福岡県地方自治研究所は自治労福岡県本部と共催で、121日から2日にかけて、福岡県地方自治研究集会in飯塚を開きました。前回から各地の特色ある自治研活動を体感してもらうため、福岡市以外での開催としています。今回は全体会の会場となった飯塚市を中心に、直方市や嘉麻市でも分科会を行いました。一日目の全体会に159人、二日目の分科会に270人が参加し、自治研活動の楽しさや必要性を学びました。
 一日目の全体会では、地方自治研究論文・提言の入選表彰を行ったあと、地方自治総合研究所研究員の上林陽治さんが「働き方改革を自治研的に考える~同一労働同一賃金って何~」と題し講演。①公共サービスにおける行政需要が増大し、それに対応するため、非正規労働者が増加②非正規労働者の多くが女性③財源不足による働く人の労働条件悪化が公共サービスの質の「劣化」を招いている現状を示しました。そこで、労働問題におけるジェンダーの課題や労働政策をまちづくり政策の中心に据えた韓国ソウル市の事例を上げ、労働政策とまちつくりが連動していることを提起し、自治研活動の意義を訴えました。

基調講演のあとパネルディスカッション&ワールドカフェにおいて、当研究所久塚所長、出水副所長、嶋田研究員、上林研究員から提起を受け、参加者同士で講演内容やまちづくりを語り合い、幸せな働き方から市民が幸せと感じるまちづくりに繋げていくにはどうするかをグループで意見を出し合いました。
 さらに、全体会終了後に行われた「夜なべ談義」では、自治体職員や研究者、学生など様々な立場の参加者24人が、自治研活動やまちづくりについて議論し合い、親交と知識を深め合いました。

□基調講演「働き方改革を自治研的に考える~同一労働同一賃金って何~」

講師:地方自治総合研究所研究員 上林陽治さん 

□パネルディスカッション&ワールドカフェ

「働き方とまちづくりって関係あるの?」

「働き方とまちづくりについて、みんなで考えよう!」

 コーディネーター;出水 薫 福岡県地方自治研究所副所長(九州大学教授)

 パネリスト;久塚純一 福岡県地方自治研究所所長(早稲田大学教授)

嶋田暁文 福岡県地方自治研究所研究員(九州大学准教授)

       上林陽治 地方自治総合研究所研究員

 ファシリテーター;菅 太助さん 

□2018年度地方自治研究論文並びに小文・提言入賞者

1)論文の部  

① 入選 該当なし

②佳作「公立動物園の存続可能性の検討

~大牟田市動物園の事例を通じて~」

九州大学法学部 古閑 理、野口智裕、林 直樹、船田亮平、渡邉 諒 

 地方の公立動物園の多くは経営状況が厳しく、存続が危ぶまれている。そのよう中、動物福祉や教育を重視した運営により、動物園関係者やマスメディアから注目を浴びるまでになった大牟田市立動物園を取り上げ、公立動物園の存続可能性を探る。 

2)小文・提言の部

① 入選「災害時における学生ボランティアの可能性

~大学生災害ボランティア支援センター「うきはベース」を例に~」

北九州市立大学文学部 前田 謙 

   災害が他人事ではない現代において、学生ボランティアの果たすことのできる役割、「学生の力」の実態を、九州北部豪雨災害における大学生災害ボランティア支援センターを例に明らかにしていく

 佳作 該当なし 

第1分科会 自治研塾を体験してみよう! ~自治研入門編~

地域で何が起きているのか?気になる新聞記事を持ち寄り、皆で話してみましょう!

内容 ①提起 出水薫 福岡県地方自治研究所副所長(九州大学教授)

②ワークショップ(回し読み新聞) 

第2分科会 地域を元気にする自治体職員の働き方

 ~求められるやる気と発想・行動~

働き方が変わると地域が元気になる?自治体職員のやる気と発想・行動力を引き出すものは何か、また、実践するにはどうしたらいいのかを探ります。

内容 ①「自治体職員の働き方に関する意識調査」報告 

報告者 田井浩人研究員(九州大学法学府)

②講演  I like my job 

~自治体の仕事って、おもしろい!~

講師 山梨市役所 磯村賢一さん(総務省地域力創造アドバイザー) 

第3分科会 空き家から考えるまちの再生

~ピンチをチャンスに変える方法~

増え続ける「空き家」。地域のお荷物ではなく、まちを再生し人を笑顔する「空き家」にするにはどうしたらいいのか、NPOや自治体の活動を参考に考えます。

内容 ①DIYによるマンションリノベーションとまちづくり

   講師 近畿大学講師 森岡陽介さん 

②筑後市における空き家移住対策

講師 筑後市職労 中富裕亮さん

③パネルディスカッション「空き家問題にどう立ち向かうか」

コーディネーター;依田浩敏研究所研究員(近畿大学教授)

パネリスト;森岡陽介さん、中富裕亮さん、

豊田謙二研究所研究員(熊本学園大学教授) 

第4分科会 災害に強いまちづくり~熊本地震からみえる危機管理~

災害時は、予測できない事態も多く発生します。熊本地震を通して、災害に強いまちづくりに向け、自治体に働く者としてできること、求められるものを見つけます。

内容 ①講演「熊本地震から見えた課題」

講師 熊本県本部書記次長 後藤公明さん

②報告「災害時の給食センターの役割・地域との連携」

報告者 熊本県本部大津町職労 太田黒栄一さん

    ③報告「現業職場のあり方検討会の視点」

     報告者 八女市職労 熊谷貴人さん 

第5分科会 くらしをささえる地域公共交通ネットワークづくり

住民の交通手段の確保のため、各地で「コミュニテイーバス」が運行されています。県内の事例を参考に、身近な地域公共交通の現状と政策提言について考えます。

内容 ①講演「嘉麻市コミュニテイーバス政策について

講師 嘉麻市総務課総務係         和智康考さん

     嘉麻市地域活性推進課地域活性推進係 塚本明弘さん

    ②講演「HOW TO 自治研」

講師 元中央自治研推進委員        黒岩正治さん

③講演「自治労の地域交通政策」

講師 自治労総合組織局交通政策局長    國眼恵三さん 

第6分科会 町の再発見 ~殿町レトロ地区を訪ねる~ 

「いつも見慣れた町並み」「何の取り柄もない地域」と思っていても、少し見方を変えると魅力がいっぱいです。一緒にまちに出て、見つけてみましょう!

内容 直方市内史的建造物「殿町地区」めぐり(まち歩き)

案内人 直方市役所商工観光課 池田朝二さん 

第7分科会 男女平等 

~だれもが暮らしやすい・働きやすいまちづくり~

毎日の生活の中で、職場で、そして災害時・・・。さまざまな場面で浮き彫りになるジェンダー課題。DVDや調査報告から、今必要とされる取り組みを考えましょう。

内容 ①講演とDVD視聴

「男女共同参画の視点から地域課題解決のヒントを探る」

講師:NPO法人ジェンダー平等福岡市民の会 理事 時永裕子さん

②報告「組合員ジェンダー意識調査結果から見えるもの」

 

報告者:八女市職労 氷室 佐由里さん

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