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2016年度第1回行政プロジェクト公開研究会を開催しました

 福岡県地方自治研究所では、年4回にわたり定例研究会を開催しており、いくつかのプロジェクトを立ち上げ、調査・研究に取り組んでいます。
 2016年8月7日(日)に、
プロジェクトの一つである「行政プロジェクト」が、≪熊本地震における学生ボランティアの活躍と新たな震災対策を提案≫をテーマに、回公開研究会を開催しました。

熊本地震では、社会福祉協議会(社協)を中心に災害ボランティアセンターが設置され、その実際の運営に大学生をはじめとする若い世代が中心的役割を担い、顕著な成果を収めました。

 研究会では、熊本県立大学の澤田道夫准教授が、このやり方を「熊本方式」と呼んで、その概要を基調報告したのち、大規模災害と民の力のいかし方」というテーマでパネルディスカッションに入りました。パネリストの熊本市社協事務局長で熊本市ボランティアセンター長の中川奈穂子さんが、実際のボランティアセンターの運営について、学生ボランティアの役割や活躍を中心に報告しました。
 学生ボランティア団体の中核である熊本県立大学在学の岩崎貴夏矢(たかや)さんが、阪神淡路大震災から始まった熊本市社協との連携や熊本県内学生の活動、避難所で実際に学生が担ったことを報告。また、熊本地震学生ボランティアに参加した北九州市立大学に通う前田謙さんが、北九州市立大学の災害支援ボランティア活動のこれまでの取り組みと熊本での支援内容について報告しました。
 中川事務局長は、学生ボランティアのおかげで、行政や社協しかできないことに集中でき、支援を市外にも広げることができたと強調したこと、そのためには日頃から学生との関係をつくっておくことを示唆しました。新たな災害対策として、この各地で参考にすべきことといえます。
 コメンテーターの久塚純一所長が学生のモチベーションを高めるため、大学が「単位」として認めるなどの工夫も必要であり、行政から大学への働きかけが求められることなどを提起し、パネルディスカッションをまとめました。
 ボランティアが「楽しかった」という2人の学生からは、肩に力を入れず、にこやかに活動している姿が思い浮かびました。

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