2018年度第2回定例研究会報告

2018年度第2回定例研究会報告

 

20181020日福岡自治労会館にて、第2回定例研究会を開催しました。

初めに、2017年度地方自治活動支援事業報告として、九州北部豪雨被災母子支援に取り組んだ、朝倉災害母子支援センター「きずな」の大庭きみ子さんから活動報告を受けました。避難時に妊産婦や母子支援まで回らずにいたので、閉院した病院を借りて、母子の避難所として、また、助産婦による母子相談、デイケアサービス、保育事業等を実施。その他、女性ボランティアの活動・宿泊拠点や避難所の子どもたちに遊びの場の提供。防災計画策定にはジェンダーの視点で参画し、母子・女性、子ども支援を計画の中に盛り込むことが大事だとまとめられました。

 次に、埼玉県所沢市健康推進部保健医療課長前田広子さんと大分県宇佐市役所経済部農政課長河野洋一さんから講演をいただきました。

 前田課長は「こんなに面白い!自治体職員として働くこと」と題し、全国初の空き家条例制定に携わるなかで、近隣住民の防犯・安全・安心の視点から制定し、消防や建設課など庁内外組織を巻き込み、危険な空き家の屋根や庇等を撤去していったことを楽しそうに話されました。また、NPOによる空き家の「100円管理」や犬の散歩のついでに子どもの見守りをする「わんわんパトロール」等、行政に対する信頼の大きさを活かし、思ったことややりたい事を庁内外の組織と連携し広げていったことも話され、自治体職員として働くことの面白さを訴えました。女性職員として働いてきた中で、妊婦の時は会議中に保育が必要だと感じ、幼児ルームを設置、子育て中は我が子と一緒に「こどもエコクラブ」をやってみる、管理職になって、後輩の支援・応援のための場つくりに取り組んできたことを話されました。また、働き続けるための「3つの必要なこと」も提唱し、女性職員にエールを送りました。

 河野課長からは、「自治体職員がなすべきこと~経験を振り返り感じる喜びとやりがい~」と題し、町職員になったものの田舎が嫌いで愚痴ばっかり言っていたが、ある人に言われ田舎の良さを再認識、地域リーダー養成研修へ参加し、そこで学んだことやネットワークが職員としての働き方を一変させたと話されました。当時、誰も評価していなかった「アグリツーリズム」を提唱し、会員制農村民泊、アグリツーリズム体験学習の受け入れ等を進めたものの、各種の規制に阻まれたが、緩和に取り組み、「特区」の認定を受ける。民間と行政との協働による地域コミュニティつくり、「安心院方式」をつくりあげ、全国に広がったこと。自治体職員としてやりがいは、住民から感謝される等の喜びであり、自分で切り開いたところにしか「やりがい」は生まれず、小さな成功体験が評価と自信につながる。住民や部下を楽しくさせるためには、自分が楽しく仕事をしようと提唱されたことが、印象的でした。

 最後に、当研究所研究員で九州大学教授の嶋田暁文さんから、「前例踏襲」や「あきらめの発想」等自治体職員の働き方の何が問題であり、住民や地域に対して、「公平・平等・中立」という言葉で逃げない、思考を停止させない等の働き方が求められていると提起されました。また、上司のあり方については、前田課長や河野課長の働き方を例に挙げつつ、部下への声掛けや交流で職場の空気を冷やさない、職場全体を見渡す視点で仕事し、行動力や決断力を発揮して、実績を上げていくのが、格好いい上司であり、求められるあり方だとまとめました。

嶋田教授が「たとえ」に上げた、レンガを積む作業を、ある人は「レンガを積んでいる」と言い、別の人は「家を建てている」と言い、また、別な人は、「町を造っている」と言うという話は、今回のテーマをわかり易く言い表していました。

第2回定例研究会ご案内(その2)

            【速報】第2回定例研究会ご案内(その2)

 自治体職員をめざしている学生さん、自治体で働くって、こんなに面白いんです
 自治体職員の皆さん、目線を変えて、「自治体で働く」事を考えてみませんか
 自治体で働くって、どんなことと思っている方、講演を聞きに来ませんか
 多くの皆さんのご出席を、お持ちしています!!

 講演テーマ:自治体職員の働き方と上司のあり方

 (1)こんなに面白い!自治体職員として働くこと

  講師:埼玉県所沢市役所健康推進部保健医療課長 前田広子さん

  全国初の空き家条例制定などに携わるなかで、自治体職員としての
面白さついて講演頂き、女性職員へエールを送って下さいます。

 
(2)自治体職員がなすべきこと~経験を振り返り感じるやりがいと喜び~
 
  講師:大分県宇佐市役所経済部農政課長 河野洋一さ
 

 
  グリーンツーリズムの緩和や教育旅行の取組みを紹介しながら、自治体職員
としての喜びとやりがいついて講演して頂きます。

 

2018年度「第2回定例研究会」のご案内

福岡県地方自治研究所

2018年度「第2回定例研究会」のご案内

朝夕めっきり秋めいてきましたが、台風が日本各地で大きな被害をもたらしています。被害に遭われた地域や方々に、お見舞い申し上げます。
 さて、当研究所の第2回定例研究会を下記のとおり開催しますので、ご案内申し上げます。

今回のテーマは、「自治体職員の働き方と上司のあり方」です。講師には、全国初の空き家条例を制定した所沢市役所前田広子課長と安心院グリーンツーリズムの行政側の立役者と言われている宇佐市役所河野洋一課長をお招きします。また、前田課長には、「女性職員に伝えたいこと」についてもお話して頂く予定です。

                         記

1.日     20181020日(土)1300~受付、1330

2.会  福岡自治労会館 2階 大会議室

福岡市中央区天神5-6-7  電話:092-721-1414
3.内 

(1)2017年度地方自治活動支援事業報告

  九州北部豪雨被災母子支援の取り組み 朝倉災害母子支援センター きずな

(2)講 演 「自治体職員の働き方と上司のあり方」について

  ①講 師 埼玉県所沢市役所課長 前田広子さん

  ②講 師 大分県宇佐市役所課長 河野洋一さん

  ③提 起 福岡県地方自治研究所研究員(九州大学教授) 嶋田暁文さん

4.参加費は無料ですが、参加を希望される方は1017日(水)までに地方自治研究所島添までメールもしくはFAXにて、ご連絡くださいます様お願いします。

   *Tel092-721-1414   * Fax092-724-1010

  * Mailm-shimazoe@jichiro-fukuoka.gr.jp

自治労福岡県本部が「地方自治活動支援事業支援団体」との 意見交換会開催

自治労福岡県本部が「地方自治活動支援事業支援団体」との

意見交換会開催!!

 

自治労福岡県本部は、当福岡県地方自治センターが活動事業を支援している団体を招いて、各地での「協働」を推進しようと、次のとおり意見交換会開催しました。

**********************************************************************

1)日  時 2018年4月21日(土)1330

2)場  所 福岡自治労会館 2F 大会議室

3)参加団体

①しゃくなげの里(みやこ町:買い物難民向け販売所事業)

②こえの博物館上映実行委員会(大牟田市:活性化シンポジュウム開催事業)

NPO無窮花堂友好親善の会(飯塚市:国際交流広場英語案内板製作事業)

NPO法人ジェンダー平等福岡市民の会(福岡市:男女平等啓発DVD作成事業)

⑤アダプト有志の会(宗像市:コミュニティー・環境ボランティア活動事業)

⑥ふくいち友の会(みやこ町:地域特産物販売とまちおこしイベント開催事業)

⑦ミモザの会(苅田町:地域住民集いの場つくり事業)

UKIUKI有喜島プランナー(久留米市:校区コミュニティー活性化事業)

⑨まちづくり市民ネット八女(八女市:古民家再生による地域おこし事業)

⑩朝倉市災害母子支援センター きずな(朝倉市:災害被災母子支援事業)

(4)概  要

   冒頭、主催者あいさつで、「団体の活動を知って頂き、まちづくりの自治労が地域で住民との『協働』に取り組んでもらいたい。」と、会の主旨を述べました。

   次に、2015年度~2017年度に地方自治センターが支援した10団体から活動を報告してもらいました。

   最後に、「しゃくなげの里」、「アダプト有志の会」、「UKIUKI有喜島プランナー」の3団体を迎え、パネルディスカッションを開催しました。

パネリストからは、最初に団体の課題である人手・資金不足に対して、どのように対応しているかについて話してもらいました。「地域は超高齢化で、若者がいない。活動は高齢者が担っている。農産加工品の販売で資金を作っている。」、「組合員は多くいるが、直接、声掛けをして人数を確保している。市の補助金を利用している。」、「少子化で何とかしなくてはという目的を共有化して、担い手や協力者をつくる。メンバーを固定せず、人が替わる。補助金は考えず、イベントの参加費やバザーの売り上げ等、知恵を出して、反省会の費用が出るようにしている。」等々、自治体補助金の活用、様々な工夫や苦労を披露して頂きました。

次に業務に忙しく、また、組合運動もあって、協働するのは大変なのに、どうしているのかという質問したところ、「行政の担当だった。組合活動と協働は別と勘違いしている。スキルもアップし、仕事・組合・地域で役に立つ。」、「組合としてかかわると、第三者として関わることが出来、役所の人間だから当然みたいなことに対して、線引きが出来る。」「やれること、かかわれることをやることによって、負担感を失くす。」等の前向きでゆとりを持った視点で取り組んでいるそうです。また、3団体とも、組合員として関わることのメリットややりがいを感じているようです。

参加者からの質問では、「自治体職員があるゆえに、住民からボランティアをして当然とみられ、やる気が殺がれた。活動に対して主体的にかかわることの他、続けるためにはどうしたらよいか。」とういう質問がありました。パネリストからは、「まちを良くするという原点・目的を共有し、ずれないようにする。単なるお手伝いなら、止めたがよい。住民と一緒にやっていく良い点を探し、振り返り(交流会)も一緒にやったがいい。」等のアドバイスがありました。

最後に3団体からは、「まちを良くする。担当者である組合員が仕事で困っているのを助けるのは、組合の仕事。」「地域の人と連携するとコミュニケーションとなる。頑張り過ぎずにやること。」「真剣に取り組み、よく話し、時にはぶつかること。」と組合員に対して、「『協働』に取り組もう!」とエールを送ってもらいました。また、「自治研活動」の延長線に「協働」があるので、「自治研活動」もしっかり取り組んでもらいたいと提言を頂きました。

   コーディネーターが、「本日の会では、自治研活動について深めることが出来なかった。パネリストの発言にもあったように、『自治研活動』の延長線に『協働』があるので、県本部の自治研学習会で深めてほしい」とまとめました。

**********************************************************************

自治労の皆さんからは、「こんな方法があったのか!」、「いろんな活動があるんだ!」、「何か、やれそうだ」と言った意見を頂きました。また、参加して頂いた団体の皆さんからは、「他の団体の話が聞けて良かった」、「(人手・資金確保の)参考になった」との感想が寄せられました。 

お出でいただいた団体・会員の皆様、お疲れ様でした。

地方自治研究所 創立40周年記念式典

     地方自治研究所創立40周年記念式典を開催

福岡県地方自治研究所は、今年5月で創立40周年を迎え、それを記念し6月3日福岡自治労会館において、「福岡県地方自治研究所創立40周年記念式典」を開催しました。
 式典には、全国の地方自治研究所、研究所会員である県内の自治労単組・支部、県議・市議、退職者会の先輩方々等を招き、研究所研究員を合わせ総勢81人参加しました。
 式典では、久塚純一研究所所長が、研究所のこれまでの10年間の活動について、機関誌の定期発行、研究プロジェクトの充実等を披露しながら、これからも研究の充実をめざす決意を主催者あいさつしました。Photo
 功労者表彰の後、地方自治総合研究所の辻山幸宣所長から、「これからの時代に地方自治研究所が求められるもの」と題し、これまでの歴史から全国の研究所が設立された経過を踏まえ、地方自治研究所の使命、地域や市民を支援する協働型自治社会づくりへ関わり等について、ご講演頂きました。
 Photo_2 
 休憩を挟んで、出水薫副所長をコーディネーターに、久塚所長、嶋田暁文研究員、黒岩正治元研究所事務局長で、「研究所のこれまでの
10年、これからの10年」について、座談会を行いました。4
 黒岩元事務局長からは、10年前の研究所と単組の活動の違いや当時の研究所の実態について、久塚所長からは、あいさつでも触れられたこの10年間の活動の到達点、嶋田研究員からは、パワーポイントを使って自治研活動の分類や全国各地での自治研活動と若者の参加の重要性等について、それぞれ報告されました。Pw
 出水副所長からは、組合員や職場の日常的な活動が県本部自治研集会分科会等で報告できるようになるため、単組・支部における自治研活動の活性化をめざしていきたいと、研究所が作った自治研活性化プログラム「回し読み新聞」を提唱しました。更に、黒岩元事務局長は、「退職者自治研推進委員会」をつくり、高齢者をグループで活かすことを提案し、久塚所長は自身の福岡における自治研活動を振り返り、色々な人との出会いが研究所の活動につながっていたことを思い起こしていました。
 まとめとして、出水副所長が自治研は遅々として進んでいないように見えるが、
10年単位でみると少しは進み変わってきていると、自治研活動の継続・拡大を訴えました。 

 なお、地方自治ふくおか69号(201810月発行予定)にて報告書を作成する予定です。

福岡県地方自治研究所 「創立40周年」記念式典のご案内

福岡県地方自治研究所

「創立40周年」記念式典のご案内

 

2018年5月9日

福岡県地方自治研究所

会員の皆様

福岡県地方自治センター
理事長 石川和正

 福岡県地方自治研究所
所長 久 塚 純 一

 

今年、福岡県地方自治研究所は創立40年という節目の年を迎えます。

すでに、会員の皆様には、下記「創立40周年」記念式典について、ご案内を差し上げていますが、再度、ホームページにてご案内いたします。
 会員の皆様方ともに、これまで歩ませていただいた40年を振り返りつつ、決意を新たにする良き機会とさせていただきたいと存じます。
 多くの会員の皆様のご出席をお願いします。

 

                記

1.日 

6月3日(日)14時00分開会(受付1330分~)

 2.会 

 (1)記念行事 1400

  福岡自治労会館(自治労福岡県本部)2階 大会議室

  810-0001 福岡県福岡市中央区天神5丁目6-7

  電話: 092-721-1414

2)懇親会 1815

  アークホテルロイヤル福岡 天神  2階 羽衣の間

 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3丁目13-20

3.出欠報告

1)5月15日(火)までに、添付ファイルの「出欠連絡書」を事務局宛てにファクシミリ又はメールで返信してください。

FAX:092-724-1010 m-shimazoe@jichiro-fukuoka.gr.jp

2)不明な点は、研究所事務局「島添」まで連絡をお願いします。

TEL:092-721-1414

「40syukketuhyou.doc」をダウンロード

2018年度 地方自治活動支援事業補助金募集について

2018年度 地方自治活動支援事業補助金募集について

一般財団法人「福岡県地方自治センター」は、福岡県の地方自治発展に寄与するため「福岡県地方自治研究所」による調査研究活動等の公益事業を行っています。

その公益事業の一環として、今年度も「福岡県地方自治センター地方自治活動支援事業補助金」の募集を下記のとおり行います。

つきましては、事業の趣旨をご理解頂き、地方自治運動の発展に活用して頂きたく、ご案内いたします。

                  記

 1.補助対象事業

福岡県内における分権自治の発展に寄与する年間を通じて継続的に行われる独自の非営利活動事業、もしくは分権自治の発展に寄与するため開催される非営利事業。

 2.補助金額

当該事業を行う団体の年間活動費もしくは事業経費の2分の1以内とし、補助限度額は20万円。

 3. 申請受付期間

2018年4月2日()2018年9月28()

 4.  補助事業の選考

補助金の交付は、福岡県地方自治研究所「研究所会議」において選考し、当財団理事会において決定します。

なお、福岡県地方自治研究所定例研究会等において、活動報告をお願いしています。

 5.申請書類

「交付要綱」第6条の書類に推薦会員からの推薦書を添付して送付してください。また、地方自治活動支援事業補助金申請書は、「地方自治活動支援事業補助金交付要綱」をご参照してください。

なお、当財団の「福岡県地方自治研究所」会員の推薦を原則としていますが、会員のご紹介もしていますので、お問い合わせくださいますようお願いいたします。


6.送付先

 〒810-0001  福岡市中央区天神5-6-7  福岡自治労会館4階

(一財)福岡県地方自治センター内 福岡県地方自治研究所

 7.連絡先

ご不明な点は、地方自治研究所(担当:島添)までお問い合わせください。

* TEL092-721-1414   FAX 092-724-1010 

* Mailm-shimazoe@jichiro-fukuoka.gr.jp

「kouhuyoukou.doc」をダウンロード

「suisennsyo.doc」をダウンロード 

「shinnseisyo.doc」をダウンロード


 

 

2018年度第1回定例研究会

福岡県地方自治研究所2018年度第1回定例研究会開催

2018年2月10()1400から福岡自治労開会において、第1回定例研究会を開催しました。

はじめに、当研究所久塚純一所長が主催者あいさつをした後、当研究所の研究員でもある北九州市立大学准教授森裕亮さんから、「Let‘s婚活支援?!“婚活”支援は旬だが役に立つ?!」と題して、報告並びに講演をいただきました。内容は、20181月にまとめた「市区における婚活・結婚支援と移住・定住に関するアンケート調査報告書」をベースに、「婚活」の謂れから「結婚しない」「結婚できない」の背景や現状を紐解き、政府・自治体(都道府県・市区)においてどういう姿勢のもとに、婚活支援事業を進めているのかについて話されました。

また、森裕亮ゼミナールの学生さんからは、「婚活は地域を救う!?~行政の結婚支援策の現状とこれから~」というタイトルで、具体的な政府・自治体(都道府県・市区)の事業内容や事例と学生独自で実施した街頭・大学キャンパス・楽天リサーチのアンケート「結婚意識調査」結果が報告されました。アンケート結果によると、結婚に対して経済的不安が大きく、SNS等のネットサービスや自治体主催のマッチイングサービスなどに抵抗あるものの、3割の人が合コンに参加しているし、7割以上が行政支援を期待していました。Photo

次に、久留米市城島町浮島校区「UKIUKI有喜島プランナー」が行っている「マジ婚in浮島」について、久留米市役所乙丸法道さんから報告していただきました。ここでの活動は2人のキーパーソンを中心に、まずは自分たちが楽しめるイベントを開催し、「浮島地区」で楽しんでもらって人を呼び込もうという視点に立っていました。

今回は定例研究会では初めての試みとして、参加者がこれらの報告をもとにワークショップを行いました。

人口減少や地方創生の課題として、行政が「婚活支援事業」を実施していますが、個人の生活への干渉や強制につながりかねません。戦前の富国強兵政策「産めよ、増やせよ」ではありませんが・・・。ワークショップでは結論を出す場にしていませんでしたので、最後に久塚所長からの「まとめることは難しいが、相手を思い、育むことが結婚につながる」とういうまとめが印象的でした。

Photo_2

2018年度第1回定例研究会ご案内 について

2018年度第1回定例研究会ご案内 

今回のテーマは、自治体が人口減少対策の一つとして取り組んでいます「婚活」を掲げます。自治体の婚活支援の実情を、全国のアンケート調査に見られる動向と課題についての講演並びに報告と、自治体の婚活支援施策について報告してもらいます。タイトルも「Let’s『婚活』支援?!自治体の婚活支援を考えてみよう(仮)」と銘打っています。 

1.日     2018年2月10日(土)1330~受付 1400 

2.会  福岡自治労会館 2階 大会議室

福岡市中央区天神5-6-7  電話:092-721-1414 

3.内   Let’s「婚活」支援?!自治体の婚活支援を考えてみよう(仮)

  (1)講 演 「自治体の婚活支援の実情

~全国のアンケート調査に見られる動向と課題~」

     講演者 北九州市立大学助教授 森 裕亮さん(当研究所研究員)

  (2)報 告 「人々は婚活を求めているのか~ゼミ調査からわかったこと」

    報告者 北九州市立大学法学部 及川真央さん 能智浩平さん

  (3)報 告 自治体の婚活支援施策報告

     報告者 自治体婚活支援担当者(調整中) 

. 参加料 無 料

  なお、資料の準備のため、地方自治研究所島添までメールもしくはFAXにて、ご連絡くださいます様お願いします。 

.  連絡先 地方自治研究所 島添

   *Tel092-721-1414   * Fax092-724-1010

* Mailm-shimazoe@jichiro-fukuoka.gr.jp

2018年度福岡県地方自治研究集会in飯塚について

2018年度福岡県地方自治研究集会in飯塚 

福岡県地方自治研究所は自治労福岡県本部と共催で、121日から2日にかけて、福岡県地方自治研究集会in飯塚を開きました。前回から各地の特色ある自治研活動を体感してもらうため、福岡市以外での開催としています。今回は全体会の会場となった飯塚市を中心に、直方市や嘉麻市でも分科会を行いました。一日目の全体会に159人、二日目の分科会に270人が参加し、自治研活動の楽しさや必要性を学びました。
 一日目の全体会では、地方自治研究論文・提言の入選表彰を行ったあと、地方自治総合研究所研究員の上林陽治さんが「働き方改革を自治研的に考える~同一労働同一賃金って何~」と題し講演。①公共サービスにおける行政需要が増大し、それに対応するため、非正規労働者が増加②非正規労働者の多くが女性③財源不足による働く人の労働条件悪化が公共サービスの質の「劣化」を招いている現状を示しました。そこで、労働問題におけるジェンダーの課題や労働政策をまちづくり政策の中心に据えた韓国ソウル市の事例を上げ、労働政策とまちつくりが連動していることを提起し、自治研活動の意義を訴えました。

基調講演のあとパネルディスカッション&ワールドカフェにおいて、当研究所久塚所長、出水副所長、嶋田研究員、上林研究員から提起を受け、参加者同士で講演内容やまちづくりを語り合い、幸せな働き方から市民が幸せと感じるまちづくりに繋げていくにはどうするかをグループで意見を出し合いました。
 さらに、全体会終了後に行われた「夜なべ談義」では、自治体職員や研究者、学生など様々な立場の参加者24人が、自治研活動やまちづくりについて議論し合い、親交と知識を深め合いました。

□基調講演「働き方改革を自治研的に考える~同一労働同一賃金って何~」

講師:地方自治総合研究所研究員 上林陽治さん 

□パネルディスカッション&ワールドカフェ

「働き方とまちづくりって関係あるの?」

「働き方とまちづくりについて、みんなで考えよう!」

 コーディネーター;出水 薫 福岡県地方自治研究所副所長(九州大学教授)

 パネリスト;久塚純一 福岡県地方自治研究所所長(早稲田大学教授)

嶋田暁文 福岡県地方自治研究所研究員(九州大学准教授)

       上林陽治 地方自治総合研究所研究員

 ファシリテーター;菅 太助さん 

□2018年度地方自治研究論文並びに小文・提言入賞者

1)論文の部  

① 入選 該当なし

②佳作「公立動物園の存続可能性の検討

~大牟田市動物園の事例を通じて~」

九州大学法学部 古閑 理、野口智裕、林 直樹、船田亮平、渡邉 諒 

 地方の公立動物園の多くは経営状況が厳しく、存続が危ぶまれている。そのよう中、動物福祉や教育を重視した運営により、動物園関係者やマスメディアから注目を浴びるまでになった大牟田市立動物園を取り上げ、公立動物園の存続可能性を探る。 

2)小文・提言の部

① 入選「災害時における学生ボランティアの可能性

~大学生災害ボランティア支援センター「うきはベース」を例に~」

北九州市立大学文学部 前田 謙 

   災害が他人事ではない現代において、学生ボランティアの果たすことのできる役割、「学生の力」の実態を、九州北部豪雨災害における大学生災害ボランティア支援センターを例に明らかにしていく

 佳作 該当なし 

第1分科会 自治研塾を体験してみよう! ~自治研入門編~

地域で何が起きているのか?気になる新聞記事を持ち寄り、皆で話してみましょう!

内容 ①提起 出水薫 福岡県地方自治研究所副所長(九州大学教授)

②ワークショップ(回し読み新聞) 

第2分科会 地域を元気にする自治体職員の働き方

 ~求められるやる気と発想・行動~

働き方が変わると地域が元気になる?自治体職員のやる気と発想・行動力を引き出すものは何か、また、実践するにはどうしたらいいのかを探ります。

内容 ①「自治体職員の働き方に関する意識調査」報告 

報告者 田井浩人研究員(九州大学法学府)

②講演  I like my job 

~自治体の仕事って、おもしろい!~

講師 山梨市役所 磯村賢一さん(総務省地域力創造アドバイザー) 

第3分科会 空き家から考えるまちの再生

~ピンチをチャンスに変える方法~

増え続ける「空き家」。地域のお荷物ではなく、まちを再生し人を笑顔する「空き家」にするにはどうしたらいいのか、NPOや自治体の活動を参考に考えます。

内容 ①DIYによるマンションリノベーションとまちづくり

   講師 近畿大学講師 森岡陽介さん 

②筑後市における空き家移住対策

講師 筑後市職労 中富裕亮さん

③パネルディスカッション「空き家問題にどう立ち向かうか」

コーディネーター;依田浩敏研究所研究員(近畿大学教授)

パネリスト;森岡陽介さん、中富裕亮さん、

豊田謙二研究所研究員(熊本学園大学教授) 

第4分科会 災害に強いまちづくり~熊本地震からみえる危機管理~

災害時は、予測できない事態も多く発生します。熊本地震を通して、災害に強いまちづくりに向け、自治体に働く者としてできること、求められるものを見つけます。

内容 ①講演「熊本地震から見えた課題」

講師 熊本県本部書記次長 後藤公明さん

②報告「災害時の給食センターの役割・地域との連携」

報告者 熊本県本部大津町職労 太田黒栄一さん

    ③報告「現業職場のあり方検討会の視点」

     報告者 八女市職労 熊谷貴人さん 

第5分科会 くらしをささえる地域公共交通ネットワークづくり

住民の交通手段の確保のため、各地で「コミュニテイーバス」が運行されています。県内の事例を参考に、身近な地域公共交通の現状と政策提言について考えます。

内容 ①講演「嘉麻市コミュニテイーバス政策について

講師 嘉麻市総務課総務係         和智康考さん

     嘉麻市地域活性推進課地域活性推進係 塚本明弘さん

    ②講演「HOW TO 自治研」

講師 元中央自治研推進委員        黒岩正治さん

③講演「自治労の地域交通政策」

講師 自治労総合組織局交通政策局長    國眼恵三さん 

第6分科会 町の再発見 ~殿町レトロ地区を訪ねる~ 

「いつも見慣れた町並み」「何の取り柄もない地域」と思っていても、少し見方を変えると魅力がいっぱいです。一緒にまちに出て、見つけてみましょう!

内容 直方市内史的建造物「殿町地区」めぐり(まち歩き)

案内人 直方市役所商工観光課 池田朝二さん 

第7分科会 男女平等 

~だれもが暮らしやすい・働きやすいまちづくり~

毎日の生活の中で、職場で、そして災害時・・・。さまざまな場面で浮き彫りになるジェンダー課題。DVDや調査報告から、今必要とされる取り組みを考えましょう。

内容 ①講演とDVD視聴

「男女共同参画の視点から地域課題解決のヒントを探る」

講師:NPO法人ジェンダー平等福岡市民の会 理事 時永裕子さん

②報告「組合員ジェンダー意識調査結果から見えるもの」

 

報告者:八女市職労 氷室 佐由里さん

«2018年度福岡県地方自治研究所総会開催について

地方自治センター事業関係

天気予報コム

最近のコメント

無料ブログはココログ